「出産のお見舞い？お祝いじゃないんですか？」と疑問に思われて当然ですよね。
出産というのは母親にとって命がけの行為です。
ですから地方によっては出産を知ると「出産見舞い」「出産お祝い」両方をするところがあるくらいです。
その実、私どもの地域（大阪府能勢町）でも両方をするという風習が今でも残っているんです。
赤ちゃんが生まれ、退院後落ち着いてから親戚、とくに親しい友人には、無事退院できたことを手紙やメールでお伝えするといいでしょう。
ですから無事出産の連絡を受けても、肉親以外は産院に駆けつけることは遠慮したいものです。
近親者以外のお見舞いはできれば退院されてからしばらく経ってからにしましょう。
そういえば先日、出産内祝をしたいとママがご来店。
話をしているとどうも様子がおかしい。
「お母さん、日を変えてご主人と来られてはどうですか？」
「内祝はお宮参りが終わってからでも大丈夫ですから」とアドバイス。
「主人が手伝ってくれなくて」
「それでは、自宅に伺いましょうか。少し疲れてる？」
ママは赤ちゃんのお世話に追われる生活。
旦那さんにも状況を説明し、自分のことは自分でやってもらうように仕向けないと。
それもサラダ館の仕事と考えています。
産後はホルモンバランスの乱れから、精神的に不安定になる時期。
産後3～10日の間には、30～50％の妊婦さんが、一過性の軽い抑うつ状態である「マタニティーブルー」を発症するのです。
ここで無理をして症状が重症化すると、強い抑うつ状態が続く「産後うつ病」になる可能性もあります。
周囲への理解を求め、適度に肩の力を抜いて、育児や家事と向き合ってほしいと願うばかりです。
そういったことも有りますので、出産後のお見舞いは気をつけてくださいね。
笑顔つながるギフトはサラダ館におまかせ！
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