良いお店とダメなお店の違いは、ほんの些細な事だった!

ビジネス・マーケティング

同じような環境で、同じマニュアルを使い
取扱商品もまるで同じ。

なのに順調にいくお店と
上手くいかないお店がある。

何が違うんだろう。

一番影響力をもつマインドセット

一番大きな違いは、
そのお店の経営者のマインドセット。

マインドセットというと難しく聞こえるけど
要は「やる気」、「モチベーション」と言われるもの。

オープン当初は、
みんな「やる気」をもって頑張れる。

でも「やる気」なんていつまでも続かない。

起業した経営者には、
悲しいかな、誰も注意をしてくれない。

それでは、どうすればやる気を維持できるのでしょうか。

社長わらしは、根っからの横着もの。
欲はなく、
サボることは天下一品。

そんな社長わらしが、
やる気を維持できた方法をお話します。

食欲、金銭欲、睡眠欲、性欲、名誉欲など
人を動かす「欲」は、モチベーションを高めます。

しかし悲しいかなみんなそのうち飽きてしまいます。

ただ、不思議なことに「人を喜ばせる」という欲は
限度がないのです。

人が喜んでくれれば、
益々、喜ばそうとします。

人に何かを差し上げることも、人を喜ばせること
人に何かを差し上げることも、人を喜ばせること

社長わらしは、無知ではあるが、
人様を喜ばせるという欲だけはあったようです。

まずしたことは、あるグループに参加しました。

そこで、頼まれて皆さんの前で
話をさせていただきました。

「銀行との上手な付き合い方」
「お金の貯め方」
「銀行からお金を借りる方法」

元銀行員でしたので、
裏話も含めて話をしました。

皆さん喜んでくれたようです。

知っていることをアウトプットすると
モチベーションが上がります。

この「やる気」を維持することが大事なのです。

上手くいっている店のやっていること

次に

上手くいっているお店は、
目の前のお客様を<意識的に>大切にします。

伝票を書きながらでも、
このお客様に何を言って喜んでもらおうと考えます。

上手くいかないお店は、
早く伝票を作成することに集中します。

やっている行動は同じです。

でもね、この差が1年、2年と経つと大きな差となります。

サラダ館のビジネスモデルは、
オープンの1年、2年は赤字です。

ところが、3年を迎えると黒字化してきます。

しかし、3年経っても儲からない
お店がたくさんあります。

地域性?

もちろん、それもあります。

しかし、根本的な原因は、目の前のお客様を
<意識的に>大切にしているかどうかなのです。

それでは、お客様を大切にするってどういう事?

お客様は、面倒くさい人種です。
品物が高いとか、サービスが悪いとか。。。
お客様は、それで普通です。

そんなお客様をどうやって大切にするのか?

簡単です。

「顧客教育」をしましょう。

お客さんが知っておいて得することがあれば、
当たり前だと思っていても伝えるようにしましょう。

あなたにとっては当たり前のことでも、
顧客にとっては凄いことだったり、
役立つ内容だったりするのです。

サラダ館のお客様は年に何度も来られません。
ですから、普段から「喜ばれるネタ」を2つか、3つ用意しておきましょう。

お客様に合わせて、そのうちの1つだけ話をします。

また、その内容が次のセールスや売上に繋がったり、
信頼関係構築に繋がったりするわけです。

こんなことがありました。

引っ越しの時に、冷蔵庫を設置してもらった時のこと。

「冷蔵庫の下に、シートを敷きませんか。
床に傷が付きませんし、後で敷くとなったら大変です」

値段を聞くとそんなに高くはない。
思わず買ってしまいました。

引越し業者さんに 勧めてもらって、
とても良かったと思っています。

そして、他の人にも勧めようと思えるサービスでした。

顧客が「より良い生活」をするために
「顧客教育」をされた結果、

買う予定の無かったものを喜んで購入しているわけですからね。

あなたにとって当たり前のことで、
お客さんが知らないことはなんでしょうか?

物を売るというのが、顧客教育ではありません。

お客様が得をする情報提供をするのです。

それを続ければ、もしかしたらあなたのことを「先生」と
呼んでもらえる日が来るかもしれません。

そうなれば、しめたものです。
お客様に対して、上から目線でお話しできます。

 

お医者さん、弁護士さんは上から目線です。
でも信頼感があるので、嫌な気にはなりません。

そんな店作りをやりましょう。

そんなに難しく考える必要はありません。

例えば

「風邪には、○○がいいみたい」

「ビールを飲むとき○○してみたら?ほんとに美味しくなるから」

「ダイエットのやり方」

「二日酔い解消法」

「メダカの飼い方」

「上手な写真の取り方」等々

その逆でも良いと思います。

「○○、教えてくれる?」

その教えてもらったことを、またお客様に教えるという連鎖。

この事を、意固地なまでに実行すれば、必ず売上は伸びます。

「売れる商品」などありません。

あなたを通して、「売れる商品」になるのです。

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