社長わらしの商売は、ギフト小売業である。
ギフト業といっても、お返しものが主たる商品。
お返しものとは、何か?
日本の文化で、おめでたいことまたご不幸ごとがあった時
その家もしくはその人にお祝い、もしくはお供えをする。
これは日本人の特性だが、もらいっ放しにはしない。
お祝いをもらえば、その半額くらいなものを内祝いという形で、
またお悔やみごとであれば粗供養・志という形でお返しする。
そのような商売ですので、今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、葬儀、法要も自ずと縮小傾向にある。
このままだと、日本の文化、慣習が消滅する。
今年2月までは、例年通り人の集まりもできた。
ところが、3月に入って顕著にキャンセルが増え始める。
3月半ば過ぎになると、法事そのものをしないという家庭、葬儀もほんの身内だけでするという家庭がほとんどに。
早く新型コロナウイルスを終息を願う。
まるで「シン・ゴジラ」見ているようです。
それにしても、今の政府やることが遅い。
武漢の惨事を見るにつけ、渡航制限をしない。
どうして?
誰が考えても、ウィルスをまず持ち込ませないというのが基本。
今回の政府の対応を見ていて「シンゴジラ」を思い出す。
大杉漣さん演じる大河内 清次 内閣総理大臣。
選挙区は秋田1区であり65歳の設定。
安倍総理も1954年 9月 21日 生まれの65歳である。
ゴジラが初上陸した際は困惑した様子で周りに流されがちであり、腰の据わらない態度を見せる。
上陸すれば自重で潰れるとの有識者からの見解もあり、ゴジラ出現に関する記者会見では国民を安心させようとする。
用意された原稿に沿わずに「上陸は有り得ませんのでご安心ください」と発言した矢先。
蒲田にゴジラが上陸した報を受け、完全に裏目に出てしまう。
災害緊急事態の布告と自衛隊の防衛出動の発動を迫られたときにも逡巡。
内閣官房長官 東竜太、若い矢口蘭堂(のちの内閣官房副長官)や赤坂秀樹(のちの内閣総理大臣補佐官)らに説得されようやく決断する。
徐々に総理大臣としての自覚を持ち始め、戦後初となる武力行使命令を下し、品川駅上空に展開したヘリ部隊に攻撃実施を下命する。
しかし、逃げ遅れた住民が射程圏内にいたことより射撃の可否を問われる。
悩み抜いた末に国民に自衛隊の弾を向けることは出来ないとして攻撃中止を命じ、
結果としてゴジラを取り逃がすことになってしまう。
以降自らゴジラ対策に乗り出し、ゴジラ再出現の際は中心となって指揮を執るようになる。
そして、率先して自衛隊に火器の無制限使用許可を出す。
タバ作戦が失敗すると、都心に向けて侵攻を続けるゴジラの予想進路内にある総理官邸の放棄を郡山から進言され、
米軍の攻撃を前に都民を残しての脱出に反発したものの、矢口・東の説得により承知する。
立川広域防災基地に向かう途上、搭乗したヘリにゴジラの熱線が直撃し、搭乗していたほかの閣僚共々死亡する。
どうでしょうか?
もちろん、社長わらしは外野から見ているだけでとやかく言えません。
財務省、商工会議所、自民党内部との軋轢など、色々な中でのしがらみもあるでしょう。
しかし、見えないだけで敵は内部に侵入しています。
有事といってもいいでしょう。
小田原評定している暇はありません。
安倍総理には、是非ともスピード感をもって対応していただきたいと思います。
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