『日本の建設会社が橋の完成間近に取ったある行動が、バングラデシュで衝撃を持って報道された』

サラダ館記念日

最近、いろんな事件が起こるを見るにつけ、どんどんと本来の日本人の持っている心が失われていっているなあと感じることが多い今日この頃。

日本人の心と言えば、誠実さ、潔さ、優しさ、相手を思いやる心、民族や人種、宗教を問わず、誰でも受け入れる和の心など。

今回は、海外の新聞が、これぞ日本人の本来の心だと言える内容を伝えている記事をご紹介させて頂きます。

大林組、清水建設、JFEエンジニアリング、は2015年11月、バングラデシュの道路交通・橋梁省 道路局国道部から「カチプール・メグナ・グムティ第2橋建設工事と既存橋改修事業」を約900億円で受注する。

 その工事が、予定していた工期よりも早く完成するとし、承認されていた建設費用の一部、数十億円の返還をバングラデシュ政府に申し出たという話題です。

この出来事は、バングラデシュの各メディアが驚きをもって報じられました。「稀に見る誠実さ!橋が完成した後、日本人は建設費の一部を返還」というタイトルでニュース記事になっているそうです。

1995年から続いていたバングラデシュでの3つの橋の建設が、この度、予定より7ヶ月も早く工事が完了するといいます。

これも驚くべきことですが、これら3つの橋の建設は、完成までに割り当てられた予算よりも、少ないコストで完成するということで、関連企業3社(大林組、清水建設、JFEエンジニアリング)が、完成が早まったことによって余った費用を、バングラデシュ政府に返還することを申し出たというのです。

これは事件とも言うべき、衝撃的なことです。

日本企業は、その仕事の技術力だけでなく、非常に誠実です。作業は2019年12月31日に完成する予定です。

この記事に対する地元バングラデシュの人々の反応

■いつも腐敗したニュースばかりだから、とても新鮮に感じた。日本人は真の友だ。

■「国ごと日本に任せたい」

■この完成した3つの橋の名前は、日本語の名前を付けよう。そして、日本人が示してくれた誠実さを、永遠に語り継ぐことにしよう。

■日本がなぜあれほど先進的な国になれたのか、今ようやくわかったよ。これからバングラデシュのプロジェクトは、全て日本人に委ねたい。

■日本人は自分に嘘をつくことを嫌悪する。だからこそ、あらゆる分野で世界でもトップレベルなんだ。

■なんて美しい話なんだ。誠実であるということはどういうことか、バングラデシュの子供たちに教えるために、この出来事は教科書に載せるべきだ。

■これが日本人なんだなあ。自分自身が日本人の誠実さに初めて触れたよ。日本人が世界で高い評価を受けている理由が分かったよ。

■日本企業だからであって、バングラデシュや中国企業だったら、工期は延びるばかりで、それに伴って、予算も増えていくばかりだったはずだ。

■今、ハドマ川の橋を中国企業に任せているようだけど、あれも日本企業に任せるべきだったと思う。これからは日本には全てイエス、中国には全てノーとはっきり言おう。

■この誠実さが日本人の国民性なんだ。それがあったから、戦後、焼け野原から、世界でもトップクラスの先進国になれたんだよ。

■日本人の誠実さに心から感謝します。ただ、その返還されたお金が、正しく使われる可能性は少ないかもしれない。

「すごいぞ JAPAN!」チャンネルより

社長わらしは、この記事を読んで、「よくぞ、やってくれた。」との思いで、胸が熱くなりました。この「やさしい心意気」の輪が日本だけではなく、世界中に広がってほしいと願っています。

「オレオレ詐欺」の犯人にも、この話を聞かせてやりたいな。

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