結納の考え方

結婚

結納はしなければいけないの?

「娘の結納金のお返しは1割返し、半返し、お返しなし?」

「仲人を立てないで簡単に結納をしたいが?」

「海外で二人で挙式をあげるから、結納は簡単に、披露宴はしないと娘が言っているのですが?」などなど、

結納についての相談は、たくさんあります。

結婚式、披露宴については今まで出席した経験あり、あるところまではわかっておられる方が多いのですが、結納となるとほとんどの方が初めてのことであり、どうしていいのかわからないことが多いのだと思います。

まして昨今、仲人をたてる結婚式が減っていますので、相談する先がありません。

ですからサラダ館への相談が多くなるのだと思います。

Q.それでは「結納」とは何なのでしょうか?

平たく言えば、「お互い結婚をします」という契約金です。

結納金を渡すことで婚約ということになります。

ですからお互いが結婚するという確約があれば、結納金は必要なくなります。

最近では、両家両人の意見が一致して、会食だけをするというパターンが増えています。

これも立派な結納です。

息子や娘の結婚を両家の親が立会いの上、結婚を確認し、皆さんに公表することが大切な結納の考え方のもとでもあるのです。

もともと結納は、花嫁となる女性のご両親に、今日まで育てあげられたねぎらいの気持ちを込めて「小袖一重ね」を贈りました。

本来は「結いもの」と呼ばれ、両家が新しく婚姻関係を結ぶために、ともに飲食する酒肴のことでした。

結納金をいくらにするのか、しないのかは両家が納得いく形で話し合うことが両家円満のもとになります。

結婚指輪をどうするのか?新居はどうするのか?など若い二人の考えも取り入れながら、結納という大切な「ケジメの祝い」を両家両親確認のもと、取り交わしたいものですね。

Q.嫁ぎ先の家族にお土産をしたいのですが、どのようにすればいいですか?

女性側が、嫁ぎ先のご先祖や家族に対してお土産を持参することがよくありました。

しかし今日、そういったことが少ないようです。

というのも以前は家同士の結び付きという考え方が強く、ご先祖には仲間入りのご挨拶としてお線香を供えたり、菓子折りを供えました。

しかし今では、本人通しの結びつきが結婚であるという考え方が一般的となりましたので、手土産として菓子折り程度でいいと思います。

きちんとしたことをするのであれば、基本的には「身につけるもの」を中心に、男性にはベルト、サイフ、定期入れ、ポロシャツ、セーターなど。

女性には、傘、バッグ、サイフ、スカーフなどを外のしで、中上は「寿」とし中下は「本人の名前」を書き、左上に差し上げる人の名前「父上様、母上様、兄弟姉妹のときは兄上様または〇〇様」と記入します。

いずれの場合も、水引の結び方は「夫婦結び(結び切り)」とします。

Q.結納金の相場はいくらくらいですか?

まず、結納金にこれといった決まりは有りません。

結婚する本人の経済力にあわせて十万円の場合もあれば、親がかりで数百万円の場合もあります。

ただ一般的にいうと、自分の息子がこれから先自分の力で切り開らいていくという意味で、月収の2~3倍というのが一つの目安です。

Q.先日、結婚祝いを片木(へぎ)盆に入れて持ってこられました。この片木盆は返すべきですか?

この片木盆は、お祝いの金品の台ですので返しません。

だだし、袱紗(ふくさ)風呂敷は夫婦紙と一緒にお返しします。

Q.どうして「引出物」っていうの?

「お客様をもてなしたときに贈るもの」「饗宴のとき主人から来客へ贈るもの」を引出物といいますが、その昔「庭先に馬を引き出して客に見せ、その馬を土産として贈った」ことから生まれた言葉が「引出物」となったようです。このような風習が、お客様を招いたとき「引出物」をつけるという形で、今日に伝わっているといえるでしょう。

Q.引出物の品数ってあるの?

結婚式のお披露目に用意する引出物は、引出物は時代によりまた地方によりかなり変遷しているようです。その中でも今は主たる引出物を含め、3品される方が多いようです。

一の品の場合 記念品

二の品の場合 記念品、引菓子

三の品の場合 記念品、引菓子、赤飯(他にハム、蒲鉾、鰹節、梅干し)

四の品の場合 記念品、引菓子、鰹節、赤飯

五の品の場合 記念品、引菓子、籠盛り(果物とハム)、松の葉、赤飯

松の葉は、二人の名披露目としてタオル、風呂敷、クウォーカードなど

Q.披露宴の出席者にもお返しをするべきですか?

結婚祝いに対するお返しは、原則として出席者には必要ありません。

もし気を使われる先には、新婚旅行でお土産を買ってくるのも一つの方法です。

Q.結婚祝いのお返しはいつごろまでに贈るのがいいでしょうか?

披露宴に招待していない人へのお返しは、挙式後1か月以内に、お祝いの半額程度のものを「内祝」として贈ります。

友人同士なら新居にお招きしてお礼をするのも「内祝」なのです。

また挙式の数か月も前からお祝いを頂戴していたとしても、挙式が済んでから、そのお礼と報告を兼ねて「内祝」を贈るのが礼儀です。

Q.お祝い返しにお茶を贈ってもいいですか?

結婚祝いのお返しにお茶を贈っても全く失礼にはなりませんのでご安心下さい。

お茶というと日本茶を連想しますが、紅茶、コーヒーもお茶の一種です。

また、お茶の木は「植え替えができない」「根づく」ことから縁起物ともされています。

ですから決して失礼な贈りものではないのです。

 


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